害虫と思われがちな益虫たち

テクノロジーが発達してきた現代は、ある意味で原始的なものであるとかグロテスクなものを受け入れないような性質があると思います。そのため、現式であるとかグロテスクであるというものの一例である虫については、どのようなものでも気持ち悪いとか害があると誤解されてしまいがちであり、その誤解によって駆除をされてしまうことも多いでしょう。しかし、虫の中には人間に害をなさないもの、むしろ人間にとってかなり役に立つ「益虫」と呼ばれるタイプの虫があります。しかし悲しいかな、益虫の中には害虫と思われがちな益虫たちがいるのも事実です。ではそんな害虫ではない益虫について、日の当たらない虫などを紹介したいと思います。

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まず害虫と思われてしまいがちであるにもかかわらずかなりの御利益を私たちに与えてくれているのが「クモ」です。クモというとあのグロテスクな長い足やシマシマの派手なボディカラーがかなり気になって気持ち悪いとか害があると感じてしまいますし、他の虫を捕食しているところからかなりイメージが悪い虫の一つだと言えるでしょう。現実的に虫を捕食するという点からは、虫にとってはかなり害があると言えるかもしれませんが、その虫を捕食するという特性は人間に害のある虫も捕食することに繋がりますので、人間の側からしてみると害虫を駆除してくれる立場の益虫なのです。これはかなり意外なのではないでしょうか。

bee_031それに針をさしてくるというイメージのあるミツバチなども、私たちに蜂蜜を供給してくれる益虫の代表格ですので、害虫としてのイメージはありますが全くそうではないのです。それに針を刺すこともまずありませんので、かなり人間にとっては友好的な虫であるかもしれません。

このように一見すると害虫ではないかと思ってしまいがちな虫も、実は害虫ではなく益虫だったということは少なくありません。ですので、益虫を殺さずにその恩恵を得るようにしましょう。