虫の行動によってわかる巣の場所

私たちの周りには、様々な虫がいます。外にも虫がいますし、私たちの住まいの中まで、無断で侵入してくるようなあつかましい虫もいます。あつかましいとはいっても、そうした思いというのは、人間だけが持つ思いや考え方でしょうね。虫は、あくまでも本能で生きるような生き物ですし、弱肉強食の自然の生態系の中で生きているために、明日をも知れぬ命というべきなのかもしれませんね。

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いつも虫を相手にしながら仕事をしているような害虫駆除業者の方に話を伺うと、虫たちの行動を見ていると、どこに巣を作っているのか?巣の場所さえもよく分かるらしいですね。もちろん蜂などは、誰の目にも分かるような軒下などに、大きな巣を作ることがほとんどです。そんな蜂のような虫は例外であって、通常の虫の場合には人目に付かないような所に、巣を作ってウヨウヨとしています。従って、素人では中々分からないことがほとんどですね。

ちなみにネズミは、掃除を怠って食べ物などをいつも置きっ放しにしていると、いつの間にか私たちの住まいに住み着いてしまうことがあります。そんなネズミの行動というか、通り道というのはいつも決まっているように思うのです。例えば、壁の隙間などから天井裏や壁の裏などに、コソコソと入っていくところを見ると、そんな天井裏などに巣を作っているのだろうと思います。ただし、何年もネズミの駆除を行わずにそのまま放置していても、どんどんと繁殖を繰り返して増えていくようにも思えないのです。そこで、ネズミの寿命について調べてみたところ3年程らしいですね。従って子供を数匹生んで、その子供が成長する時点で寿命が来てしまうのかもしれませんね。

また、台所で見かけるゴキブリもすぐに、家具の隙間などに逃げて隠れてしまいます。従ってゴキブリも逃げて隠れた先には、巣のようなものがあるに違いありません。きっと、外敵に襲われないようにする習性なのでしょうね。